開催時期 | 令和6年11月9日(土) |
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ジャンル | 令和6年度 |
【報告概要】
小中学生を対象に、電気の面白さを伝える工作や展示を行い、電気の楽しさを伝える電気自動車の作製やプラズマ、半導体の展示などを通じて、技術や科学に関心を持った人材に資する内容の体験を行った。電気自動車の製作にはキットを使用するが、モータの原理などを丁寧に指導し,自力で完成させて達成感が味合わせるように工夫した。プラズマの見学では、プラズマを磁界操作するなど、「目に見える電気、動かせる電気、触れる電気」を展示することで、高専で行われている授業や実験を小中学生の受講者に肌で感じてもらった。同時に展示した半導体の教育に関しても、概ね良好な反応であった。工夫点としては、学生チューターと教職員が共に指導に当たることで疑問点などを聞きやすい雰囲気作りを行った。
アンケートの結果から、電気電子工学科のブースは、「楽しかった」、「よく分かった」と言う意見が多かった。特に、ICを用いた工作(センサーや自動車等)に人気があった。「少し難しく感じた」という感想もあったが、「楽しかった」という感想がほとんどだった。回答したすべての方が、今後同様のイベントがあったときには参加したいという意見であった。保護者からも概ね好評だった。参加した小学生が将来の進路として高専を希望しているという記述も見られた。
・参加者内訳(延べ):教職員2人・受講生のべ48人・保護者26人 合計76人