第12回九州パワーアカデミー研究部会シンポジウム 「電気エネルギーの新たな応用展開~生物から微細デバイスまで~」

開催時期 令和4年3月14日(月) 13:00~
ジャンル 令和3年度

計画概要:

パルスパワー・プラズマから微細デバイスまで幅広い分野において活躍頂いている講師にご公演をしていただく.

高木浩一先生(岩手大学)

題名:時空間制御された電気エネルギーの農水食分野への利用とそのアウトリーチ

内容:電気エネルギーを時空間制御するパルスパワーの農業・食品利用について述べる。農業では野菜の生長促進や子実体形成促進、食品では生鮮食品の品質維持へ利用する。また社会実装として製品開発、研究成果に基づく国際貢献、工業高校のデザイン教育などへのアウトリーチ活動についても述べる。

安翔太先生(大分高専)

題名:多機能デジタルサイネージ実現に向けた分散型電界発光デバイス開発

内容:Society 5.0では、我々とあらゆる情報をシームレスにつなぐ柔軟なディスプレイがその基盤となるため、多用途展開可能な面発光デバイスに関する研究開発が活発化している。特に、分散型電界発光デバイスは、耐環境性および加工性に優れているだけでなくシンプルなデバイス構造のため、世界中の研究者から大きな注目を集めている。本講演では、その駆動原理について説明するとともに、国内外の最新の研究動向についても紹介する。