開催時期 | 令和4年11月10日 |
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ジャンル | 令和4年度 |
報告概要:電力用変圧器の冷却液には従来から鉱油が使用されているが、生分解性が低く、発火点が低いため、その代替品が世界的に求められている。本講演では、欧州を中心に進められているBIOTRAFOプロジェクトの紹介に始まり、講師はそのプロジェクトリーダーでもある。ひまわり、菜種、大豆、パームの植物性4種と合成エステル1種、そして鉱油の計6種類の液体絶縁材料の各種特性を比較した結果が紹介された。今後の電力用変圧器における生分解性油の適用可能性が理解できた。講義後にはたくさんの質問があり,丁寧に答えて頂いた。
本学 参加者合計13名(大学院生8名、教員2名、社会人1名、外国人研究者2名)